ルーフテントユーザー必見!
ソフトシェルのファスナーが壊れたので修理してみた!
今回の工程はYouTubeでもご紹介してますので良かったらご覧ください♫
↓YouTube↓
そもそもソフトシェルって何?
ソフトシェルとはルーフテントの構造の事。
ルーフテントの構造には大きく分けて2つあります。
ソフトシェル
- ビニール素材などの柔らかいカバー
- 収納時にテント本体に取り付け、周囲を一周ファスナーで止める
- ハードシェルと比べると若干設営に時間がかかる
- 20万円台から購入可能
ハードシェル
- FRP等の硬いカバー
- 本体とカバーが一体型
- 設営時間は1〜3分程度
- 50万円以上と高価
ここでは詳しくは触れませんが、今回修理したのはソフトシェル。
本体を収納するファスナーが壊れてしまったんです。。。
何度も使っているうちにファスナーの噛み合わせが悪くなり、力ずくで引いたらファスナーのスライダーが壊れてしまいました。。。
ソフトシェルの宿命かもしれません。
修理してみた
ということで、修理してみました!
どうせならという事で丈夫で噛み合わせのいいYKKのファスナーと交換♫
ただし、ファスナー寸法が3mを超えると特注になるので今回はYKKに依頼して特注で作って頂きました!
スライダーも通常のものからMA-1等で使用する物に変更!
紐を通せるタイプなので身長が低い方でも簡単に開閉が出来るようにカスタムできます!
実は私、元々ミシンを使う仕事をしていたので縫製は専門分野。
ファスナー交換は朝飯前です♫
修理手順
- まずは本体側のファスナーが縫われているテープを、ルーフテント本体から外していきます。
実は、DARCHEのPANORAMA1400は本体側のファスナーパーツが簡単に外せます!
このファスナーが縫われているテープを・・・
スライドして行くだけ! - 次にカバーも外します
カバーも本体同様、スライド式です! - 縫い付けれれているファスナーを外す
こちらは本体側。ダブルステッチで縫製されています。
これをひたすら外していきます! - 仮止めする
縫いズレ防止のために新しいファスナーを仮止めします。
本体側は元の位置と変わらずですが、DARCHEのカバーはゆとりがあまりなかったのでファスなーの付け位置を調整し、ゆとりを持たせました!
こんな感じの仕上がりイメージ
これでファスナーも締めやすくなり、ソフトシェルの収納のし辛さが軽減されるはず! - 本縫い
いよいよ縫っていきます!
本体側は簡単ですが、カバーは大きいのでなかなかの重労働でした。。。 - 本体側とカバーを取付
縫い終わったら取り付けて完了!
わかりずらいですが、この隙間に入れていきます!
ちょっと角が硬いので力技で!
角を立ち上げます。
カバーを取り付けたら修理完了!
所要時間は2.5時間程。
ファスナーもスムーズになり、カバーもゆとりがあるので収納もしやすくなりました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カバーの着脱のしずらさはソフトシェルの宿命ですが、ちょっとした改良で改善されることが分かりました!
もし、お困りの方がいらっしゃいましたらお気軽にSTRAYCATSにご相談ください♫
なので自社で修理しました!ソフトシェルのルーフテントユーザーさん、必見ですよ!