GIWORKSのブラケットを流用しDARCHEのサイドオーニングを他メーカーのルーフテントに取り付け
GIWORKSから販売されているルーフテントにサイドオーニングを取付ける為のブラケット。
今回はこちらを流用し、"GIWORKSでは無いルーフテント"に"GIWORKSでは無いサイドオーニング"を取り付けるというかなり特殊な事例です。
ルーフテントはAllgroundというメーカーの商品。
欧州車のパーツ代理店「STARCOK」が販売しているルーフテントです。
サイドオーニングはDARCHEのECLIPSE 270。
今回はお客様が他店で購入されたAllgroundのルーフテントに、弊社で購入したDARCHEのサイドオーニングを取り付けたいとのご依頼でした。
AllgroundのルーフテントはGIWORKSのルーフテントに酷似しているので、GIWORKSのブラケットが使えるのでは??
ですが、そう上手くは行きません...。
と言う事で、今回は「Allgroundのルーフテント」+「GIWORKSのブラケット」+「DARCHEのサイドオーニング」という特殊な事例。詳しくご紹介します!
ワンオフパーツの製作
GIWORKSのブラケットはルーフテント本体にこのように取り付けます。
サイドオーニング側はGIWORKSとDARCHEではボルト位置が合わないので以下のようなパーツをワンオフで製作致しました。
GIWORKSのブラケットとサイドオーニングの間にかまして使用します。
ワンオフパーツを製作する事は予め分かっていたの、ここまでは順調!
いざルーフテントに取り付けようとすると...
無理でした...。
おそらく、GIWORKSとAllgroundは製造工場が同じなので設計も同じはず。
"ならば取り付け出来るだろう"という安易な考えが誤算でした...
ブラケットの固定には下の写真の様に、スリッドの広い部分から角ナットを通しボルトで固定します。
ルーフテントのサイド側は問題ありませんでしたが、下側のスリットが広すぎて角ナットがゆるゆるです...。
なので急遽ワンオフ角ナットを製作。
更にスリットの幅が均一なので角ナットの挿入と固定が出来ず、ルーフテントの加工も必須...。
想定外の大工事となりました。
まずは角ナットを通すために、ルーフテント本体のスリットを加工します。
採寸した上でピッタリな板を製作。
製作した板にM8のタップを立てて行きます。
タップを立てた後塗装をし、緩み止めを添付。
果たして上手くいくのか。。。
完璧です!!
仕上げに先述のワンオフパーツと組み合わせ、サイドオーニングを取り付け。
無事取り付け出来ました!
最後に確認の為に試し張りをして行きます。
無事に展開できました。
強度的にも問題なく、他メーカーのサイドオーニングを取り付ける事が出来ました。
STRAYCATSではこういったワンオフパーツの製作や、他店で断られた事案でも柔軟に対応致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
GIWORKSのルーフテントはこちら
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